為替換算
20通貨を相互に換算します。適用レートと、そのレートがいつのものかも表示します。
すべてブラウザ内で動作します。入力した内容はアップロードされません。
仕組みと使い方
換算の仕組み
レート表のすべての値は、ひとつの基準通貨に対して記されています。任意の2通貨間の換算は、したがって2段階になります。変換元の通貨で割って基準通貨にし、変換先の通貨のレートを掛けます。
結果 = 金額 ÷ レート(変換元) × レート(変換先)
通貨をいくつ増やしても計算式が変わらないのはこのためです。またこの方式では、すべてのクロスレートが内部で整合します。A→B→C と換算しても A→C と直接換算しても、答えは完全に一致します。実際の店頭レートでは、必ずしもそうなりません。
仲値と、実際に払う金額
ここに表示されるのは仲値です。銀行間市場の最良買値と最良売値のちょうど中間で、ニュースで報じられるのがこの値であり、そして実際にこの値で取引する個人はほぼいません。
| 両替の手段 | 仲値からの上乗せ幅の目安 |
|---|---|
| 海外送金の専業サービス | 0.3〜0.7% |
| カードネットワーク(Visa / Mastercard) | 0.5〜1%(+カード会社の事務手数料) |
| 銀行の外貨送金・両替 | 1.5〜3%(+定額手数料) |
| 空港の両替所 | 7〜15% |
実務的な結論は明快です。個人が動かす程度の金額なら、いつ換えるかよりどこで換えるかのほうがはるかに効きます。空港での12%の上乗せは、1回の両替で1年分の有利な相場変動を消し飛ばします。
海外決済で円建てを選んではいけない理由
海外の決済端末が「日本円で決済しますか」と尋ねるのは、DCC(Dynamic Currency Conversion)という仕組みです。見慣れた通貨で金額が見えるので親切に思えますが、その換算は加盟店側の決済代行会社が自分で決めたレートで行い、カードネットワークのレートより3〜6%不利になるのが一般的です。必ず現地通貨を選び、換算は自分のカードネットワークに任せてください。
レートの古さを表示している理由
多くの換算サイトは、その数字がいつ時点のものかを示さずに金額だけを出します。相場が落ち着いている週なら、3日前のレートは現在値と1%未満の差しかなく、旅行予算の見積もりや請求書の確認には十分使えます。しかし中央銀行が動いた週には、数%ずれることもあります。
それを隠さず、取得日と経過日数を表示し、数日以上経過している場合は警告を出しています。これから送金するなら最新のレートを確認してください。ホテルがだいたいいくらかを把握したいだけなら、これで十分です。
端数処理について
通貨によって小数点以下の桁数は違います。日本円と韓国ウォンには小数がなく、多くの通貨は2桁、一部は3桁です。ここでの金額は各通貨の慣行に従って表示されるため、円建ての結果に小数は出ません。内部の計算は完全な精度のまま保持しており、丸めているのは表示だけです。
よくある質問
- レートはリアルタイムですか?
- いいえ。そのことをページ上に明記しています。レート表は結果の下に表示された日付時点のもので、何日前の値かも表示します。レートを静的なファイルとして持つからこそ、この換算ツールは外部を呼ばずブラウザ内だけで完結し、記録に残るものが何もありません。その引き換えが鮮度です。リアルタイムであるかのように見せず、正直に古さを表示するほうを選んでいます。
- 銀行のレートより有利に見えるのはなぜですか?
- ここに出るのが仲値だからです。銀行間市場の買値と売値の中間で、この価格で個人に売る業者は存在しません。銀行やカード会社は通常0.5〜3%の手数料を上乗せし、さらに定額手数料がかかることもあります。ここの数字は「うまくいけばこのくらい」という上限として見てください。
- 為替手数料は実際いくらになりますか?
- 旅行予算30万円なら、3%の手数料は9,000円、0.5%なら1,500円です。1回の旅行で、悪いカードと良いカードの差は、仲値を有利にしようとして得られる差より大きくなるのが普通です。仲値は誰にとっても同じだからです。
- カード決済にはどのレートが適用されますか?
- 通常は使った日ではなく、決済が確定した日のカードネットワークのレートです。1〜3日ずれることがあり、相場が動いた週には無視できません。海外の店舗で「日本円で決済しますか」と聞かれたら断ってください。その換算は店側が選んだレートで行われ、ほぼ必ず不利になります。
- 通貨を追加できますか?
- レート表は通貨コードをキーにした単純なリストで、換算は基準通貨を経由するだけです。通貨を1つ増やすのは1行の追加で済みます。必要な通貨が無ければお知らせください。